鯖街道マラニック2002

鯖街道マラニック

【大会概要】

日時:2002年5月19日 距離:約80km 会場:福井県小浜市
主催:京都トライアスロンクラブ 天気:雨時々曇り 総合順位:222位/約360人
タイム:11時間2分44秒 テーマ:走り初め

【ウルトラマラソンデビューに向けて】

年初めに2002年の目標として「100キロマラソン時間内完走」ということを挙げた。昨年11月のいびがわマラソン以来、三河安城、小笠掛川とフルマラソン3回走り、ウルトラへの最低限の準備は出来たと考えて、鯖街道にチャレンジ。事前に調べたところ、ワープという裏技も可能ということでデビューにはちょうど良い。4:30からスタートするプレスタートという制度があるが、エイドが間に合わないということと本当に鯖街道マラニックを楽しむことが出来ないのではないかという考えから、今回は見送る。そのかわり綿密な計画を練った(下の表)。今年発売された『週間日本の街道』の「創刊号;鯖街道」を読んだり(紹介されていたのはマラニックとは別のコースだったが)、各エイドの距離と予測通過時間など、徹底的に頭に入れておいた。1週間前に主催者から地図と詳しい解説が送られて来たのでありがたかった。絶対に完走したい!
ウルトラデビューに関していろいろ興味があった。好奇心で参加するようなものだ。(興味1)マラソンシューズはトレイルランニング用が良いか、重いが衝撃吸収されるトレーニング用が良いか、それとも普段フルのとき履いている初心者レース用が良いか。小生の場合それぞれアシックス「ゲルフジ」、ミズノ「ウェーブクリエーション」、ミズノ「ウェーブプリシジョン」が対応する。今回は山道があるが舗装道路の方が多いだろうし、重いと後半ばてるだろうし、しかし長距離走るから膝が心配だ。結局プリシジョンにする。(興味2)リュックが良いか、ウエストバックが良いか、手ぶらが良いか。今回の鯖街道に向けてランナーズのウルトラ用ウエストポーチを買ったが、どうしても揺れが気になる。ウエストバックの使い方が下手なのだろうか?フルマラソンでもウエストバックが揺れている人と揺れていない人がいるが、体型も関係あるのか?よく分からないが手ぶらは恐いので、今回は使い慣れたフランクショーターのミニリュックで参戦。(興味3)自分の体はどこにガタがくるか。右ひざと腰は間違いなく壊れるであろう。他にもどこか必ずガタが来るはず。自分の弱点に興味がある。ウルトラを通じてフルの記録等、次への課題が発見できれば幸いだ。

【小浜へ】

基本的にマラソン大会は日帰り派であるが、ウルトラの場合は朝が早いので旅館「きざき」に予約をしておいた。前日の研究室のゼミが17時過ぎに終わり慌てて18:11の多治見発に乗り込む。貧乏のため、米原・敦賀間だけ特急(加越)自由席730円を利用し、小浜に22時到着。夕飯を食べ損ねて小浜で探すが、コンビニなどはある気がしない。かろうじて商店街でラーメン屋を見つけ夕飯とした。次回はきちんと用意しておこう。旅館は会場から近いこともあってか、鯖街道の参加者がほとんどで、玄関にはマラソンシューズだらけだった。

【受付】

会場風景 5:10に旅館を出て集合場所に向かう。ゼッケンはロープにぶら下がっており、それを各自で取って受け付け完了。こういう形態の受付は初めてだったがお互い楽かもしれない。年齢とフルのベストタイムが載っている参加者リストもぶら下がっていたのでチラッと見たが、参加者は360人位、少ないだろうと思っていた20代の若者もいて意外だった(やはり中高年が圧倒的に多いが)。プレスタートに申し込んでいる人はフルのベストが4:30〜5:30くらいで、なるほどなぁと率直に思う。希望者はプラスチックのコップをもらう。前日の天気予報は晴れだったのに今朝の天気予報は雨と曇り。デジカメを持って走る気でいたが、雨の中撮る気もしないし、荷物も重くなるので中間点のカバンに入れ、雨降りの中スタート。

【小浜商店街〜下根来】

スタートから下根来までは平坦な舗装道路で走りやすい。緊張のためがやたらトイレに行きたくなるが、トイレもたくさんあったので我慢しなくて良く助かった。「根来」は計画を練っているとき「ねく」と読んでいたが、「ねごり」と読むらしい。下根来のエイドでバナナとパンを一つづつ食べすぐに出発。水とお茶(エネルゲンだったかな?)が用意されており、受付でもらったコップで直接すくって飲む。まだ始まったばかりだ。

【下根来〜百里小屋】

下根来から上根来までは舗装道路をひたすら登る。それほど急でもないのでスピードを落として走る。すでに歩いている人もいるが彼らは計画を立てているのだろうか?疑問だ。大分登った所で上根来のエイドステーション。予定通りだ。舗装道路はここまでで、ここから百里小屋の手前まで本格的な山道になる。スタッフが人数を数えていて小生はこの時点で297人目。しかしココで大きな誤算!渋滞なのだ。みんな歩いているのだが、山道は一人しか通れない幅なので思うように抜かせない。気の効かない人が渋滞をつくっている。しかも連日の雨のため道はぬかるんでいてスピードも出せない。計画よりはるかに遅れているはず。まだスタートして20キロも経っていないので人が多く焦った。根来坂峠では悪天候のため景色も無くすぐに通過。下りはガンガン飛ばすが百里小屋では計画より30分も遅れていて大ショック。計画では峠越えは75分で計算していたが、実際は倍の150分かかっていた。計画が甘かった。

【百里小屋〜久多】

久多の休憩所 百里小屋の焚き火で暖まり、再スタート。この区間も平坦な舗装道路。山で遅れた30分を挽回しなければならない。予定では8分/キロで中間点の久多まで行くつもりだったが、頑張って飛ばす。中間点で予定時刻に追いつくことができた。
久多で朝預けた小荷物を受け取りデジカメで小屋をパチリ。エイドには「かまどや」のおにぎりがあり、一つ頂く。美味しい!用意しておいたアミノダイタルのゼリーでエネルギー補給。予定では30分休むことにしていたが、峠越えで時間がかかることが心配ですぐに出発した。食堂があり、うどんを食べたりやビールを飲んでいる人がいた。

【久多〜杉峠】

中間点を過ぎると右腕上腕二等筋が痛くなってきた。膝と腰を痛めぬ様上半身を使っていたから仕方が無い。筋肉痛というよりも痛い。しかしこれもウルトラの興味の一つ。そう考えれば楽しいものだ。この区間は山道。ササ漕ぎもある。雨で濡れていて歩きにくかった。人が大分ばらついているので、心配した渋滞はほとんど無かった。途中のエイドではそうめんが用意されていた。尾越(おごせ)と大見の間にある峠は「前坂」というのだそうだ( Thanks to Nakanishi - san ! )。
この辺りからプレスタートの方々に出会う。この区間で一番辛かったのは道の悪さ。ぬかるみに加え水溜りで道がつぶれている。歩きにくいは靴から水が染み込んでくるはで苦戦した。道は広いので晴れていれば走りやすいだろう。杉峠のエイドでは京都キャロットの私設エイドがありわらび餅を頂く。チョコばかり食べていたので、味が新鮮で生き返った。

【杉峠〜加茂川入口】

加茂川 杉峠からは舗装道路で一気に下る。今までと違う筋肉を使うため結構キツイ。思いっきり走ると膝と腰に負担が来るので重心を低くしながら走る。鞍馬温泉のエイドでトマトをおいしく頂いた。鞍馬付近は昔の面影があり、街並みが綺麗だった。後で知ったが、温泉に入ってゴールしたランナーもいたらしい。すごい。加茂川まではごくごく普通の道。

【加茂川〜ゴール】

ゴール 加茂川の河川敷沿いに走る。犬の散歩やジョギングをしている人、さらに若いカップルがたくさんいて、見物となっている。たまに応援してくれる人もいるが、靴とふくらはぎが泥で真っ黒なので少し恥ずかしかった。最後のエイドで足があがらなくなってきて、歩いたり走ったりを繰り返したが、河川敷から一般道に上がるってからは頑張ってゴール。ゴールでは住所と名前がアナウンスされ多くの方が拍手してくれた。ありがとう!目標の時間内完走ができた。

【ゴール後】

ゴール後 焼き鯖

【焼き鯖パーティ】

鯖街道口と大文字山 ゴール後預けておいた荷物を受け取り、パーティ会場へ。小生は速い方でないので既にみんな出来上がっている。参加賞の焼き鯖と若狭塗り箸とシャツとビール券2枚を受け取りくつろぐ。今まで集中して気が付かなかったが体中痛くて立っていられない。鯖街道口と大文字山を見ながら体長30cmの焼き鯖を頂く。胃腸も疲れているし、鯖も大きいのでとても全部は食べられない。ビールも飲む元気がなかったので近くにいた若者に渡して帰宅。マッサージのサービスもしていた。さすがに80キロは疲れた。

【参加賞】

参加賞のシャツ 参加賞の若狭塗箸

【時間記録】

06:30 00km 小浜スタート
07:50 12km 下根来
08:35 15km 上根来
09:10 20km 根来坂峠手前
10:20 23km 百里小屋
11:10 31km 針畑川
11:55 40km 久多(到着)
12:10 40km 久多(出発)
13:15 ?km 八丁平?
13:30 50km ???
13:55 ?km 大見
15:00 56km 杉峠
15:45 62km 鞍馬温泉
16:15 66km 市原
16:55 70km 出雲路橋
17:34 80km ゴール

【総評】


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