<歴史街道・丹後100kmウルトラマラソン2002>

歴史街道・丹後100kmウルトラマラソン

【大会概要】

日時:2002年9月15日 距離:100km 会場:京都府網野町他
主催:ウェルネス 天気:晴れ 総合順位:総合順位:490位/667人
タイム:13時間18分44秒 テーマ:100キロ初挑戦

【丹後半島へ】

多治見邸から網野町まで片道約300キロ。金曜日の朝3時半に自宅を出発し、R248、R21、R8、R27、R178経由で福井県の城山城址公園で散歩した後、青葉山(日記)に登る。大会前日に山登りすることに対して少し不安があるが、はるばる来たのだから登ってしまった。下山後、天橋立にも寄り、前夜祭が行われるあじわいの郷に予定通り15時半に到着。

【丹後あじわいの郷】

丹後あじわいの郷は西洋風のとても綺麗な所だった。受付を済ませ園内を回る。動物などもいて家族連れが所々楽しんでいた。
大会前からコースの高低図を作ったり、リタイヤしないための計画を練っていたりしていたので(詳細:机上RUN)、選手説明会を楽しみにしてきたのだが、新しく得られた情報は碇高原に猿が現れるかもしれないということのみ。大会代表の坂本さんはファイテンやらニューバランスなどのスポンサーの宣伝モードになっているので、途中で抜け出してブースを回っていた。それにしても高低図は当日のハンプに載っているし、Tシャツにもプリントするくらいなら事前に配って欲しかったな。雨が多い地域とは聞いていたが、夕方からぽつりぽつり降ってきた。
あじわいの郷 コース説明会

【前夜祭】

手前から司会の???さん(ごめんなさい)、盲目ランナー鈴木さんの娘さん、鈴木さん、西村知美さん、坂本さん WEB上の大会日記で前夜祭の食べ物はすぐになくなると知っていたので、早めに前夜祭会場に行き、食べ物の前にスタンバイ。食べ物は特製ウインナー・唐揚げ・お肉の炒め物・うどん・スパゲティ・バナナ・さつまいも・ブドウなどで、噂ではお寿司もあったらしい。飲み物は地ビール(500ml瓶)と500mlペットボトルのオレンジジュースとウーロン茶?。飲み物はみんなでコップに注ぐと思って油断していたが、早いもの勝ちだったようでGETできなかった。地ビールの瓶をまるごと何本もバックに入れている不届き者がいて、周囲がひきビール党が怒る。さっそうと会場から去ってしまった。あれはまずいね(^^;)乾杯の後は特製ウインナーと寿司?(←見てもない)が真っ先に無くなった。他の食べ物は結構残っていた。去年よりも量を増やしたのかも。逆に最後まで大量に余っていたのは蒸したさつまいもだった。後で知ったがこの辺はさつまいもが良く取れるみたい。ぜひ食べてくだされ。
前夜祭の縁もたけなわ、先日24時間テレビで100キロを走った西村知美さんがゲストとして現れる。ドレス姿でウエストがとても細い。さすがは芸能人。とても綺麗でかわいらしい。坂本トレーナー、盲目ランナーの鈴木さんとその娘さんもステージにあがり、先日の100キロを振り返っていた。そして最後に「明日は頑張って」という所で「おめでとうございました」と言ってしまい天然ぶりを発揮する。ミーハーは小生はゲスト退場の際に西村さんとちゃっかり握手しておいた。
前夜祭後は弥栄あしぎぬ温泉に行って汗を流した後、網野北小学校脇の駐車場で車内泊した。所々テントがあったので小生のように宿に泊まらない人も結構いるのかもしれない。参加費と交通費だけでスッテンテン。

【開会式】

スターターの西村知美さん 朝4時に起床したが海風もびうびう吹いていて外はめちゃくちゃ寒い。上着と長ズボンを着て会場の様子を見に行く。早くもバナナとザバスドリンクとあんぱんが用意されていた。「チタンテープ」と「ひざかんたん」を装着し、準備完了。「世界ウルルン滞在記」という番組(←見たこと無い)の企画で、外国の人が日本の文化に触れるためにウルトラマラソンに挑戦するという。しかもなんと草履と民族衣装で100キロに挑戦するという。本当に時間内完走はできるのかなぁ。5時スタート。スターターは西村知美さん。周りは真っ暗なのに彼女の周辺だけがライトやフラッシュで明るい。

【網野北小学校 → くみはまSANKAIKAN】

七竜峠は標高はたいしたことないのだが、登り始めに小ピークが1発あり、もう越えたのかと勘違いしてしまった。徐々に勾配がきつく感じるようになり、最後の急登はのんびり行く。登りきるとエイド。カシミール3Dによるとここからのリアス式海岸の展望は最高のはずだったが、思うように見えない。場所を変えてみれば見えたかも知れないが時間的に余裕があまりないので展望は諦めた。登りの途中で浅茂川漁港方面はよく見えた。峠で一服した後一気に下る。道脇にはツリガネニンジンが咲いていてビックリ。峠を降りると果樹園や直売所が到る所にあり、気分を和ませる。久美浜湾に入ったところでレストステーション「くみはまSANKAIKAN」。オレンジ、バナナ、梨……。梨が甘くてとてもおいしかった。

【くみはまSANKAIKAN → 旧大阪府立久美浜臨海学校】

久美浜湾 くみはまSANKAIKANからは久美浜湾をぐるっと一周する。神社のエイド手前で「Team怪速亭」とプリントされたTシャツを着ている集団に遭遇。その先頭にUMMLの怪速太郎さんを発見。握手して健闘を祈って頂く。湾に映るかぶと山を見ながらのランニングに気分は最高。湾の看板を過ぎると商店街に入り応援を頂く。少々湾から離れ、かわいいアップダウンを越えて再び湾の脇を走り、気が付くと2番目のレストステーション「旧大阪府立久美浜臨海学校」。予定よりも30分早い。貯金が出来た♪

【旧大阪府立久美浜臨海学校 → 浅茂川漁港】

七竜峠より浅茂川漁港方面を望む 臨海学校の手前から太陽が顔を出し始める。レストを過ぎて平坦な道を走って再び七竜峠の登りに入る。しかし暑さもあってこれがめちゃくちゃキツイ。心拍数が一定になるようにゆっくり登るが走りはギブアップ。早歩きで登ることにした。怪速亭の皆様にも応援を頂き(=抜かれ)、峠に着いたが体が重く、吐きそうになる。軽い日射病であろう。たまらず座り込むが全身痺れていて思うように動けない。じっとしていたら本当に吐いてしまうので歩きはじめる。ここが100キロの中で一番精神的に辛かったのだが、軽い日射病は動けば治ることは経験済みなので驚かない。下りをずっと歩きなんとか持ち直すが、浅茂川漁港のレストで倒れこむように5分仮眠。朝は背を向けていた浅茂川漁港方面の景色は最高だった。

【浅茂川漁港 → 弥栄町役場】

浅茂川漁港の仮眠で復活し、弥栄町役場までは7分/キロのペースで順調に走れた。網野町ではたくさんの声援を頂き、100%応える。途中であじわいの郷に寄り、園内を一周する。園内のエイドでは冷えた弥栄町の水がおいてあり、とてもおいしかった。漁港での仮眠があまりに気持ちよかったので、味をしめて弥栄町役場で再び5分の仮眠。

【弥栄町役場 → 碇高原総合牧場】

怪しいトンネル 交通規制ゲート前のエイドを過ぎると長〜い登り坂である。7.5分/キロのペースで駆け上がる。歩いている人の方が多く、ごぼう抜き状態で非常に気分が良い。怪しいトンネルを2、3個抜けてエイドを過ぎると太鼓山の風車が見え始める。太鼓山登山口のスイス村も時間があったら行ってみたいな。この辺りで怪速太郎さんと再び遭遇。タキワ橋先のエイドからは勾配もキツク感じるようになり、ほとんどの人が走るのを諦める。もちろん小生も。寝ながら歩いたり走ったりを繰り返して気が付くと碇高原のレストステーション。スープをいっぱいもらって倒れこむ。またまた5分の仮眠。起きてからスープとココアと紅茶を頂いたが、お湯が沸かないというか需要に追いつかずにボランティアの人たちも混乱気味。感謝感謝(^^;)

【太鼓山・碇高原総合牧場】

太鼓山 碇高原総合牧場と海

【名脇役たち】

今回のコースでは海と山の展望に期待していたが、予想以上に花が多く驚いた。ツリガネニンジンは最初から最後まで咲いていたし、その中にたまにカワラナデシコのかわいいピンク色の花が顔を出している。碇高原ではツリフネソウも咲いていたし、秋を感じさせるススキも登場。その他名前が分からない花も多数あり、精神的にずいぶん気分が落ち着いた。
ツリガネニンジン カワラナデシコ

【碇高原総合牧場 →】

丹後松島 碇高原を過ぎてからは正面に海を見ながら走る。とても気持ちが良い。大分降りた所で観光地の丹後松島を確認。綺麗なものだ。
で、ここからが去年関門にたくさんの人が捕まったと噂される登りの始まり。確かに高原を降りてからの登りは辛いが勾配はきつくないので走りきれた。歩いている人は確かに多かったが、碇高原手前の方が勾配もきつくてはるかに大変だった。下りで立石を発見。網野町でも丹後町でもワラみたいなものが干してあったが何に使うのだろう?

【立石】

干しワラ 立石

【丹後町役場】

下りきると60キロの部と合流する。精神的に余裕ができたので、カメラを取り出す機会も多くなる。変わった建物の道の駅「てんきてんき丹後」を過ぎると役場のレストステーション。ファイテンの元気コーナーでマッサージをしてもらおうと思ったがクリームが無くなったと言われ断念。ま、いっか。あずきたっぷりのおしるこを頂きすぐに出発。
道の駅「てんきてんき丹後」 丹後町役場

【丹後町役場 → 旧三津保育所】

丹後町役場でゼッケンに反射シールを貼っていない人はスタッフに反射シールを張られていた。これからどんどん暗くなるからで、安全を気遣ってくれている。
町役場海岸沿いに順調に走る。大通りを横切る時には警察の指示に従う。警察の方はやたら厳しくて異様にピリピリしていた。指示に従わないランナーが多くて切れてか!?職業柄厳しいのは当然かな。

【旧三津保育所 → 網野北小学校】

離湖 この区間しばらく何気なく登りなので疲れていたらたまらんだろうな。。。小生は7.5分/キロで順調に走れた。平坦な道路になってからは周りは大分暗くなってきていたが観光地の離湖とその真ん中にある島のシルエットが美しかった。思わずシャッターを切る。ゴールに近づくにつれて沿道の人が多くなり、名前を呼ばれながらゴール。やった〜(^^)vゴールテープをきると完走メダルが首にかけられ目頭が熱くなる。

【沿道で応援】

完走メダル ゴールしてサービスのカレーライスを2杯食べた後、沿道で声援を送った。制限時間の19時を過ぎてからゴールした人もいたが、時間が過ぎてでもゴールできることは素晴らしいことだと改めて思った。制限時間については(エイドも?)、ウェルネスと海宝ロードランニングクラブとで大分考え方が違うようだが、制限時間があるから目的を持って頑張れるという部分が多大にある。

【帰路】

風呂に行く元気もなく、汗だくのまま多治見邸へ向かう。福井県の敦賀で観光して、体のダメージを確かめるべく滋賀県の賤ヶ岳に登る。平地で歩くと左足のくるぶしの下あたりがやたら痛い。右足は土踏まずが筋肉痛である。「ひざかんたん」とチタンテープの効果か右ひざは特に痛みなしだが、今まで痛くなったことが無かった左ひざが痛い。下りで踏ん張りが利かない。普段はコースタイムの0.5〜0.7倍で山登りするが、今回は1.5倍かかった。家に帰って左足を見たらくるぶし周辺が腫れていた。坂道の下りで足にトルクがかかりすぎたかな。

【時間記録】

距離 エイド名 推定ペース 予想時間 関門時間 通過時間
00.0km 網野北小学校(スタート) 7.5分/km 05:00 --- 05:00
07.0km 七竜峠展望台 7.0分/km 05:50-05:55 --- 05:55
11.3km 浜詰---駐車場 7.5分/km 06:25 --- 06:20
16.5km くみはまSANKAIKAN(フルーツ) 7.5分/km 07:00-07:05 --- 06:55
21.1km 磯辺神社 7.5分/km 07:35 --- 07:25
25.0km 河内公民館 7.5分/km 08:05 --- 07:50
30.0km 旧府立久美浜臨海学校(アンパン) 7.5分/km 08:40-08:45 09:10 08:20
35.1km 浜詰---駐車場 7.5分/km 09:25 --- 08:55
39.3km 七竜峠展望台 7.5分/km 10:00 --- 09:30
44.6km 浅茂川漁港(うどん) 7.5分/km 10:40-10:50 --- 10:10-10:20
48.6km JA京都丹後---島津 7.5分/km 11:20 --- 10:50
51.6km あじわいの郷 7.5分/km 11:40 --- 11:10
55.9km 弥栄町役場(おにぎり) 7.5分/km 12:10-12:20 12:45 11:45-12:00
60.2km 交通規制ゲート前 7.5分/km 12:50 --- 12:30
63.8km 新中津橋手前 7.5分/km 13:20 --- 13:00
66.2km 吉野 8.5分/km 13:40 --- 13:20
69.5km タキワ橋先 7.5分/km 14:10 --- 13:50
73.3km 碇高原総合牧場(スープ) 7.5分/km 14:45-14:55 15:10 14:30-14:45
78.2km 縦貫道---左待機所 7.5分/km 15:32 --- 15:20-15:30
81.7km R178旧道入口 8.5分/km 16:00 --- 15:55
85.7km 筆石バス停前 8.0分/km 16:35 --- 16:25
87.9km 丹後町役場(おしるこ) 7.5分/km 16:55-17:05 17:08 16:40-16:45
89.4km JA京都丹後---間人 7.5分/km 17:20 --- 16:55
93.5km 旅館---海遊 7.5分/km 17:55 --- 17:30
94.7km 旧三津保育所(スープ) 7.5分/km 18:05 --- 17:40
96.5km 琴引浜入口手前民家前 7.5分/km 18:20 --- 17:55
100 km 網野北小学校(ゴール) - 18:50 19:00 18:18:44

【総評】


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