<ランナー流BMIチェック>

<BMIを調べてみよう>

半角で身長と体重を入力し、「チェック」ボタンを押してください。

身長 cm、体重 kg

 

あなたのBMIはです。

現在の体重は標準体重kgに対して%の状態にあります。

標準体重にするためにはkcal消費しなければなりません。

もし2ヶ月間で標準体重を目指した場合、

1日あたりの食事をkcal抑えるか、

1日あたりのランニング距離をkm増やす必要があります。

【解説(はじめに)】

JavaScriptなるものに初挑戦してみました。ブラウザ上(Internet ExplorerとNetscapeのみ?)で簡単な計算ができるので面白いですね。標準体重を求める話ですが、せっかくなのでランニングとダイエットを絡めて書いてみました。テーマはずばり「2ヶ月間で標準体重を目指すには毎日何キロ走れば良いか?」です。2ヶ月というのは我慢できそうな期間として選びました。BMI22を越えている場合を意識して作成したので、BMIが22よりも低い場合に上のフォームで「マイナス」が表示されますが、ご了承ください。
BMIを計算するページは数多くありますが、こんなマニアックな計算をしている所はないと思います。我ながらまたしょうも無いことにこだわってるなと思いますが(^^;)ぜひ遊んでいってくださいネ。

【BMIとは】

BMIとは「Body Mass Index」の頭文字をとったもので、肥満度をチェックする指数として使われています。BMIは次式で定義されています。
BMI [kg/m]= 体重 [Kg] ÷ 身長 [m] ÷ 身長 [m]
ヒトの体の単位面積あたりの質量みたいなものですね。
普通の体重はBMI18.5以上25未満、低体重は18.5未満、肥満1度は25以上30未満、肥満2度は30以上35未満、肥満3度は35以上40未満、肥満4度は40以上とされています文献[1]
標準体重はBMI22とされていますが、ここでいう「標準」とは「20〜60歳の男子3500人の最も合併症率が最も少なかった点」ということを意味していることに注意しましょう。従って成人女性に適用してよいのか知りませんし(←勉強不足なだけかもしれません)、子供にはまた別の基準があるそうです(カウプ指数など)。また加齢とともに理想的なBMIが増加するのではないかという報告もあり、文献[2]には20歳台で20、40歳台で22、60歳台で26と書かれています。
いろいろ議論の余地がありそうですが、標準的な体重の目安としてBMI22を使うことは便利なことが多そうです。本ページの計算でもBMI22を標準体重として適用しました。

【計算方法】

一般的にヒトの体重(脂肪、筋肉、骨など総合的に考慮した体重)は1kgあたり7200Kcalと言われています。従って、標準体重が分かれば現在の体重との差から、標準体重にするために必要な消費カロリー(もしくは摂取カロリー)が計算できます。また一般的にランニングによる消費熱量は1kmあたり体重分のカロリーが消費される(例えば体重50kgの人は1km走ると50kcal消費される)とされているので、標準体重にするために必要なカロリーをランニングの走行距離で表示することも可能です。
このページのJavaScriptでは具体的には次の計算方法を用いました。
算出式
ここでMはa日目の体重、xは1日あたりに走る距離を示しています。

【感想】

小生はウルトラマラソンの後、体重が減らなくて不思議に思っていましたが、今回このページを書くにあたり知識を得ていろいろと分かり面白かったです。今回のような計算を適用すると体重50kgの小生は100キロマラソンを走っても体重が0.7kgしか減らないことになります。体重の少ない人ほど運動で体重が変えることは難しいのです。体の小さいマラソン選手や軽量級のボクサーは体を絞るのが大変でしょうね。

【まとめ】

・遊びでJavaScriptに挑戦してみましたが、ランニングと絡めてみるとなかなか面白かったです。
・一般的には標準体重はBMI22とされていますが、まだまだ議論の余地がありそうです(下の余談参照)。自分のベスト体重を見つけてその体重を維持することを心がけましょう。今回触れませんでしたが市民アスリートは体脂肪率のチェックも非常に大事ですね。
・ランニング(運動)だけで体重を落とそうとすると、かなりの走行距離が必要だと認識しました。肥満気味の人は食事療法&運動療法が良さそうですね。

【余談:標準体重について】

標準体重を求める方法はBMI22の他にもいくつかあります。その一つに「ブローカの桂変法」というのがあります。これは次式で定義されています。
標準体重 [kg]=( 身長 [cm] −100)×0.9
また「ローレル指数」による求め方もあります。これは次の式で定義されます。
標準体重 [kg] = 身長 [m] × 身長 [m] × 身長 [m] ×13
この2つの方法で求めた標準体重はBMI22で求めた標準体重とはどれほど違うのでしょうか?グラフを書いて比較してみました。身長の範囲は適当にとり、120cm〜200cmとしています。
誤差
ブローカの桂変法で求めた標準体重とローレル指数で求めた標準体重は、身長を横軸にとると、それぞれ174cmと169cmでBMI22で求めた体重とほぼ一致しました。
今考えている2つの方法で求めた標準体重に関して、BMI22で求めた標準体重との誤差をパーセンテージで書きます。
誤差
「ブローカの桂変法」による標準体重も「ブローカの変法」による標準体重も成人男子の平均身長(約171cm)付近ではほぼBMI22と同じ体重になります。170cmに比べて身長が低かったり高かったりするとBMI22とは大きくずれてしまいます。
BMI22で標準体重を求める方法はいずれの身長でもバランスが良いような印象が持てましたが、身長だけで肥満度を考慮するには限界があるのはないかという疑惑が浮上します。背の低い方にはどのような方法で肥満度を出しているのでしょうね?ブローカの桂変法では係数を0.9でなく1.0に変えることが考えられているようですが、ここまで考えてみるとBMI22という標準体重もどこまで信じていいものやら分からないものです。いずれの方法もあくまで身長170cmくらいの一般的な成人男子に適用すべき方法のようですね。
ちなみにWEBを見ていたら加藤法というのもあるのですね。(身長 [cm]−50)×0.5 だそうです。
〜 余談終わり 〜

【参考文献】

[1] 日本肥満学会 「肥満研究」 Vol.9、No. 1(2003年)
[2] 日本肥満学会 「肥満研究」 Vol.9、No. 3(2003年)
[3] WEBページ 「Yahoo!ヘルスケア」
[4] メールマガジン「BEST RUN!」Vol.23(2000年)
[5] ランナーズ 『ランナーズ』 2004年3月号
[6] 湯浅景元 『体脂肪 〜脂肪の蓄積と分解のメカニズム〜』 山海堂(1995年)
(2004年1月26日検証)

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